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上 映 日 程

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アイ・ラヴ・ユー

 

静岡県豊田町。耳の不自由な朝子は、聴者で消防士の夫・隆一と小学三年生の娘の愛と3人で平凡ながら幸せな生活を送っていた。ある日、自分の手話が原因で愛が学校でいじめられていることを知りショックを受けた朝子は、聾学校時代の演劇部で一緒だった友人の勝子の誘いで、聾者による劇団”HANDS”への入団を決意する。演劇を通して手話を認知してもらおうというのだ。HANDSのメンバーは、亡くなった劇団の主宰者の妻である小百合と新人の夏実、彼女に一目惚れした小百合の息子・崇、聴者ではあるがパントマイム役者として舞台経験のある森田、そして森田の手話通訳として愛も加わった。さて、静岡の舞台芸術祭に参加することになったHANDSは、演目に「美女と野獣」を選び練習を開始する。様々な困難があったものの、それらを乗り越えいよいよ本番当日を迎えるHANDS。ところが、そこで大きな問題が起こった。結婚したいと言い出した崇と夏実が、生まれてくる子のことを憂い猛反対する夏実の両親と言い争ううち、それを聞いていた愛が朝子の耳が利かなくなったのは自分を生んだせいだと勘違いして会場を飛び出してしまったのだ。しかし、後を追いかけた朝子の説明で、愛は自分が望まれて生まれてきたことを知り安心する。やがて開演時間。開演前に脚を捻挫した崇の代わりに隆一が王子役でかりだされるハプニングもあったが、劇は大成功。大入り満員の客席からは、いつまでも拍手が振られ続けるのだった。

  

原作・脚本/岡崎由紀子 監督/大澤豊 米内山明宏

出演/忍足亜希子 岡崎愛 田中実 不破万作 西村知美 宍戸開 久保明 高田敏江 他

と き

ところ

じかん

 7月26日(金)

埼玉会館 小ホール

①10:30~ ②14:00~ ③18:30~

料金

電話予約・当日精算券 1,000円

当日 一般:1200円 シニア(60歳以上)・大学生・障がい者:1,000円 小・中・高生:800円

 

劇場版荒野に希望の灯をともす

 

2019年、アフガニスタンで用水路建設に邁進するなか武装勢力に銃撃されて死去した医師・中村哲の足跡を追ったドキュメンタリー。アフガニスタンとパキスタンで35年にわたり、病や貧困に苦しむ人々に寄り添い続けた中村哲医師。現地の人びとにその誠実な人柄が信頼され、医療支援が順調に進んでいた2000年、アフガニスタンの地を大干ばつが襲う。農業は壊滅し、人びとは渇きと飢えで命を落とす中、中村医師は医療で人びとを救うことに限界を感じる。そこで彼は医療行為のかたわら、大河クナールから水を引き、用水路を建設するという事業をスタートさせる。これまでにテレビなどで放送された映像に、未公開映像、最新の現地映像も加えて劇場版として再編集し、中村哲の生き様を追った。

  

監督/谷津賢二

出演/中村哲 朗読/石橋蓮司 語り/中野雅子

と き

ところ

じかん

 8月23日(金)

埼玉会館 小ホール

①10:30~ ②14:00~ ③18:30~

料金

電話予約・当日精算券 1,000円

当日 一般:1200円 シニア(60歳以上)・大学生・障がい者:1,000円 小・中・高生:800円

①、②の回は、谷津賢二監督のあいさつを予定しています。

 

 いくさふむ 

 

「標的の村」「沖縄スパイ戦史」の三上智恵監督が、沖縄など南西諸島の急速な軍事要塞化の現状と、島々の暮らしや祭りを描いたドキュメンタリー。

日米両政府の主導のもと、自衛隊ミサイル部隊の配備や弾薬庫の大増設、全島民避難計画など、急速な戦力配備が進められている南西諸島。2022年には台湾有事を想定した日米共同軍事演習「キーン・ソード 23」と安保三文書の内容から、九州から南西諸島を主戦場とする防衛計画が露わになった。

三上監督が2015年から8年間にわたり沖縄本島、与那国島、宮古島、石垣島、奄美大島などをめぐって取材を続け、迫り来る戦争の脅威に警鐘を鳴らすとともに、過酷な歴史と豊かな自然に育まれた島の人々のかけがえのない暮らしや祭りを鮮やかに映し出す。

  

監督/三上智恵 語り/山里節子

と き

ところ

じかん

 8月18日(日)

草加市勤労福祉会館

①10:30~ ②14:00~

 9月25日(水)

埼玉会館 小ホール

①10:30~ ②14:00~ ③18:30~

 

ヒロシマへの誓い

― サーロー節子とともに ―

 

2017年にノーベル平和賞を受賞した国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」の発足当時より、同団体を代表して国連や国政会議で被爆者としての体験を伝え続けてきた日本人女性・サーロー節子の活動を追ったドキュメンタリー。13歳の時に被爆し、300人以上もの学友を一瞬にして亡くしたサーロー節子。その後カナダ人と結婚してトロントに移住し、全世界へ向けて平和活動を続ける彼女を、4年間にわたって密着取材。さらに、被爆2世である本作のプロデューサー・竹内道が、節子との出会いを通して自身の家族の被爆の歴史に目を向け、被爆2世としての自分を見つめ直していく姿を描く。

  

監督/スーザン・ストリクラー ナレーション/竹内道

出演/サーロー節子 竹内道 ペアトリス・フィン

と き

ところ

2024 いるま平和のための戦争展

 8月25日(日)

入間市産業文化センタ―

 

ロビー

展示コーナー

10:00~16:00

 

ホール

イベントコーナー

ホールイベント(13:00開場予定)

◆平和の歌

◆平和の詩朗読

◆被爆体験談

◆映画上映(14:10頃開始予定)

「ヒロシマの誓い サーロー節子とともに」

※映画観賞は有料となります。

1,000円(小中高生・障害者800円)

 

親 子 映 画

 

 

 

 

各地域のお問い合せ、チケットのお申し込みは、

埼玉映画文化協会

℡048‐822‐7428

まで、お願いいたします