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上 映 日 程

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高野豆腐店の春

 

広島県尾道で昔ながらの豆腐屋を営む職人気質の父と頑固な娘の心温まる愛情を描いた、藤竜也、麻生久美子共演によるドラマ。

尾道の町に店を構える高野(たかの)豆腐店。愚直な父、高野辰雄と明るくて気立てのいい娘の春は地道にコツコツと豆腐を作り続ける毎日を送っている。陽が昇る前に厨房に入り、こだわりの大豆を使った豆腐を作る父と娘。2人を取り巻く昔ながらの仲間たちとの和やかな時間。そんな日常にそれぞれの新しい出会いが訪れる。

父・辰雄役を藤、娘・春役を麻生、独り身の老婦人ふみえ役を中村久美がそれぞれ演じる。監督は「村の写真集」「しあわせのかおり」につづき、藤と3度目のタッグとなる三原光尋。

  

脚本・監督/三原光尋

出演/藤竜也 麻生久美子 中村久美 徳井優 山田雅人 日向丈 竹内都子 菅原大吉 他

と き

ところ

じかん

 4月26日(金)

埼玉会館 小ホール

①10:30~ ②14:00~ ③18:30~

料金

電話予約・当日精算券 1,000円

当日 一般:1200円 シニア(60歳以上)・大学生・障がい者:1,000円 小・中・高生:800円

 

不思議の国の数学者

 

「オールド・ボーイ」「新しき世界」のチェ・ミンシクが主演を務め、脱北した天才数学者と挫折寸前の男子学生の心の交流を描いた人間ドラマ。

学問と思想の自由を求めて脱北した天才数学者ハクソンは自分の正体を隠したまま、名門私立高校の夜間警備員として働いていた。無愛想なハクソンは学生たちから避けられていたが、ある日、数学が苦手なジウから数学を教えてほしいと頼まれる。正解だけが全ての世の中に疑問を感じていたジウに問題を解く過程の大切さを教える中で、ハクソンの人生に思わぬ転機が訪れる。

ジウ役には若手俳優キム・ドンフィを抜てきし、「SEOBOK ソボク」のパク・ビョンウン、「毒戦 BELIEVER」のパク・ヘジュンが共演。

  

脚本/イ・ヨンジュ 監督/パク・ドンフン

出演/チェ・ミンシク キム・ドンフィ パク・ビョンウン パク・ヘジュン チョ・ユンソ カン・マルグム 他

と き

ところ

じかん

 5月28日(火)

埼玉会館 小ホール

①10:30~ ②14:00~ ③18:30~

料金

電話予約・当日精算券 1,000円

当日 一般:1200円 シニア(60歳以上)・大学生・障がい者:1,000円 小・中・高生:800円

 

福田村事件

 

「A」「A2」「i 新聞記者ドキュメント」など、数々の社会派ドキュメンタリー作品を手がけてきた森達也が、自身初の劇映画作品として、関東大震災直後の混乱の中で、実際に起こった虐殺事件・福田村事件を題材にメガホンを取ったドラマ。

1923年、澤田智一は教師をしていた日本統治下の京城(現・ソウル)を離れ、妻の静子とともに故郷の千葉県福田村に帰ってくる。澤田は日本軍が朝鮮で犯した虐殺事件の目撃者であったが、静子にもその事実を隠していた。その年の9月1日、関東地方を大地震が襲う。多くの人びとが大混乱となり、流言飛語が飛び交う9月6日、香川から関東へやってきた沼部新助率いる行商団15名は、次の地に向かうために利根川の渡し場に向かう。沼部と渡し守の小さな口論に端を発した行き違いにより、興奮した村民の集団心理に火がつき、後に歴史に葬られる大虐殺が起こってしまう。

  

脚本/佐伯俊道 井上淳一 荒井晴彦 監督/森達也

出演/井浦新 田中麗奈 永山瑛太 東出昌大 ピエール瀧 水道橋博士 豊原功補 柄本明 他

と き

ところ

じかん

 6月25日(火)

埼玉会館 小ホール

①10:30~ ②14:00~ ③18:30~

特別

料金

電話予約・当日精算券 1,200円

当日 一般・大学生:1500円 小・中・高生:800円

※障がい者・シニア(60際以上)の割引はありません。

 

アイ・ラヴ・ユー

 

静岡県豊田町。耳の不自由な朝子は、聴者で消防士の夫・隆一と小学三年生の娘の愛と3人で平凡ながら幸せな生活を送っていた。ある日、自分の手話が原因で愛が学校でいじめられていることを知りショックを受けた朝子は、聾学校時代の演劇部で一緒だった友人の勝子の誘いで、聾者による劇団”HANDS”への入団を決意する。演劇を通して手話を認知してもらおうというのだ。HANDSのメンバーは、亡くなった劇団の主宰者の妻である小百合と新人の夏実、彼女に一目惚れした小百合の息子・崇、聴者ではあるがパントマイム役者として舞台経験のある森田、そして森田の手話通訳として愛も加わった。さて、静岡の舞台芸術祭に参加することになったHANDSは、演目に「美女と野獣」を選び練習を開始する。様々な困難があったものの、それらを乗り越えいよいよ本番当日を迎えるHANDS。ところが、そこで大きな問題が起こった。結婚したいと言い出した崇と夏実が、生まれてくる子のことを憂い猛反対する夏実の両親と言い争ううち、それを聞いていた愛が朝子の耳が利かなくなったのは自分を生んだせいだと勘違いして会場を飛び出してしまったのだ。しかし、後を追いかけた朝子の説明で、愛は自分が望まれて生まれてきたことを知り安心する。やがて開演時間。開演前に脚を捻挫した崇の代わりに隆一が王子役でかりだされるハプニングもあったが、劇は大成功。大入り満員の客席からは、いつまでも拍手が振られ続けるのだった。

  

原作・脚本/岡崎由紀子 監督/大澤豊 米内山明宏

出演/忍足亜希子 岡崎愛 田中実 不破万作 西村知美 宍戸開 久保明 高田敏江 他

と き

ところ

じかん

 7月26日(金)

埼玉会館 小ホール

①10:30~ ②14:00~ ③18:30~

料金

電話予約・当日精算券 1,000円

当日 一般:1200円 シニア(60歳以上)・大学生・障がい者:1,000円 小・中・高生:800円

 

劇場版 荒野に希望の灯をともす

 

2019年、アフガニスタンで用水路建設に邁進するなか武装勢力に銃撃されて死去した医師・中村哲の足跡を追ったドキュメンタリー。アフガニスタンとパキスタンで35年にわたり、病や貧困に苦しむ人々に寄り添い続けた中村哲医師。現地の人びとにその誠実な人柄が信頼され、医療支援が順調に進んでいた2000年、アフガニスタンの地を大干ばつが襲う。農業は壊滅し、人びとは渇きと飢えで命を落とす中、中村医師は医療で人びとを救うことに限界を感じる。そこで彼は医療行為のかたわら、大河クナールから水を引き、用水路を建設するという事業をスタートさせる。これまでにテレビなどで放送された映像に、未公開映像、最新の現地映像も加えて劇場版として再編集し、中村哲の生き様を追った。

  

監督/谷津賢二

出演/中村哲 朗読/石橋蓮司 語り/中野雅子

と き

ところ

じかん

 8月23日(金)

埼玉会館 小ホール

①10:30~ ②14:00~ ③18:30~

料金

電話予約・当日精算券 1,000円

当日 一般:1200円 シニア(60歳以上)・大学生・障がい者:1,000円 小・中・高生:800円

①、②の回は、谷津賢二監督のあいさつを予定しています。

 

二宮金次郎

かつて多くの小学校の校庭に設置されていた薪を背負いながら本を読む少年の像で知られる二宮金次郎の、あまり知られていない半生を描いた伝記ドラマ。両親を亡くし、兄弟とも離れて暮らす幼少期を送った二宮金次郎。青年になった金次郎は小田原藩真から桜町領(現・栃木県真岡市)の復興を任される。金次郎は自身が思いついた独自のやり方で村の復興にあたるが、保守的な村人たちから大きな反発に遭ってしまう。そんな中、小田原藩から侍・豊田正作が新たに派遣となり、「金次郎が秩序を壊している」と、金次郎の施策にさまざまな妨害をし始める。金次郎役をドラマ「水戸黄門」などで知られる合田雅吏が演じるほか、田中美里、成田浬、犬山ヴィーノ、榎木孝明、柳沢慎吾、田中泯、渡辺いっけい、石丸謙二郎、綿引勝彦らが顔をそろえる。監督は「地雷を踏んだらサヨウナラ」の五十嵐匠。

  

原作/三戸岡道夫 脚本/柏田道夫 監督/五十嵐匠

出演/合田雅 田中美里 成田浬 榎木孝明 柳沢慎吾 田中泯 渡辺いっけい 石丸謙二郎 

と き

ところ

じかん

 4月19日(金)

和光市民文化センター

サンアゼリア 大ホール

①10:00~ ②14:00~

 

土を喰らう十二ヵ月

沢田研二が主演を務め、作家・水上勉の料理エッセイ「土を喰う日々 わが精進十二カ月」を原案に描いた人間ドラマ。「ナビィの恋」の中江裕司が監督・脚本を手がけ、原作の豊かな世界観に着想を得て、オリジナルの物語を紡ぎ出す。

長野の人里離れた山荘で1人で暮らす作家のツトム。山で採れた実やキノコ、畑で育てた野菜などを料理して、四季の移り変わりを実感しながら執筆する日々を過ごしている。そんな彼のもとには時折、担当編集者である歳の離れた恋人・真知子が東京から訪ねてくる。2人にとって、旬の食材を料理して一緒に食べるのは格別な時間だ。悠々自適な暮らしを送るツトムだったが、13年前に他界した妻の遺骨を墓に納めることができずにいた。

ツトムの恋人・真知子役に松たか子。料理研究家の土井善晴が、劇中に登場する料理の数々を手がけた。

  

原案/水上勉三 脚本・監督/中江裕司

出演/沢田研二 松たか子 西田尚美 尾美としのり 瀧川鯉八 檀ふみ 火野正平 奈良岡朋子 

と き

ところ

じかん

 6月 8日(土)

北本市文化センター ホール

①14:00~

 

親 子 映 画

 

 

 

 

各地域のお問い合せ、チケットのお申し込みは、

埼玉映画文化協会

℡048‐822‐7428

まで、お願いいたします