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上 映 日 程

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104歳、哲代さんのひとり暮らし

<日本語字幕付上映>

広島県尾道市で100歳を超えてひとり暮らしを続ける石井哲代さんの日々を見つめたドキュメンタリー。

尾道の自然豊かな山あいの町にある一軒家で、100歳を超えてひとり暮らしをしている石井哲代さん。小学校の教員として働き、退職後は民生委員として地域に尽くしてきた。83歳で夫を見送ってからは、姪や近所の人たちと助けあいながら過ごしている。年齢を重ねて思うようにいかないことが増えても、哲代さんは自分を上手に励まし、自由な心で暮らしをしなやかに変えていく。その前向きでユーモアあふれる言葉の数々を紹介した書籍「102歳、ひとり暮らし。哲代さんの心も体もさびない生き方」「103歳、名言だらけ。なーんちゃって」は累計21万部を超えるベストセラーとなった。そんな哲代さんの101歳から104歳までの日々にカメラを向け、老いて楽しく生きるヒントにあふれた暮らしを映しだしていく。

リリー・フランキーがナレーションを担当。

監督/山本和宏 ナレーション/リリー・フランキー

と き

ところ

じかん

11月27日(木)

埼玉会館 小ホール

①10:30~ ②14:00~ ③18:30~

料金

電話予約・当日精算券 1,000円

当日 一般:1,200円 シニア(60歳以上)・大学生・障がい者:1,000円 小・中・高生:800円

 

シンペイ 歌こそすべて

<日本語字幕付上映>

明治に生まれ、大正・昭和を生き、「ゴンドラの唄」「東京音頭」「シャボン玉」「てるてる坊主」など、童謡、歌謡曲、音頭、民謡などさまざまなジャンルの約2000曲を残した作曲家・中山晋平の生涯を描いた伝記ドラマ。

信州から上京し、東京音楽学校(現・東京藝術大学音楽学部)に入学した中山晋平。ピアノの習得が卒業レベルではないため、落第・留年の危機に陥るが、教師の幸田先生に演奏以外の才能を見いだされ、どうにか卒業する。やがて演出家・島村抱月から「芸術は大衆の支持を離れてはならない」という教えを受けた晋平は、作曲家として「カチューシャの歌」「船頭小唄」といった流行歌から、「シャボン玉」「てるてる坊主」といった童謡まで、さまざまなジャンルの曲を手がけるようになる。自分の音楽を理解してくれる敏子とも結婚し、二人の養子を迎えて幸せに暮らす晋平だったが……。

本作が映画初出演、初主演となる歌舞伎俳優の中村橋之助が18歳から65歳までの中山晋平を演じるほか、志田未来、渡辺大、染谷俊之、三浦貴大らが顔をそろえる。監督は「ハチ公物語」の神山征二郎。

 

脚本/加藤正人 神山征二郎 監督/神山征二郎 ナレーション/岸本加世子

出演/中村橋之助 志田未来 渡辺大 染谷俊之 三浦貴大 中越典子 他

と き

ところ

じかん

12月22日(月)

埼玉会館 小ホール

①10:30~ ②14:00~ ③18:30~

料金

電話予約・当日精算券 1,000円

当日 一般:1,200円 シニア(60歳以上)・大学生・障がい者:1,000円 小・中・高生:800円

 

わたしは、ダニエル・ブレイク

2016年・第69回カンヌ国際映画祭で、「麦の穂をゆらす風」に続く2度目の最高賞パルムドールを受賞した、イギリスの巨匠ケン・ローチ監督作品。イギリスの複雑な制度に振り回され、貧困という現実に直面しながらも助け合って生きる人びとの姿が描かれる。イギリス北東部ニューカッスルで大工として働くダニエル・ブレイク。心臓に病を患ったダニエルは、医者から仕事を止められ、国からの援助を受けようとしたが、複雑な制度のため満足な援助を受けることができないでいた。シングルマザーのケイティと2人の子どもの家族を助けたことから、ケイティの家族と絆を深めていくダニエル。しかし、そんなダニエルとケイティたちは、厳しい現実によって追い詰められていく。

 

脚本/ポール・ラバーティ 監督/ケン・ローチ

出演/デイブ・ジョーンズ ヘンリー・スクワイアーズ ディラン・フィリップ・マキアナン 他

と き

ところ

じかん

2026年

 1月29日(木)

埼玉会館 小ホール

①10:30~ ②14:00~ ③18:30~

料 金

電話予約・当日精算券 1000円

当日 一般:1200円 シニア(60歳以上)・大学生・障がい者:1000円 小・中・高生:800円

 

長崎 -閃光の影で-

<日本語字幕付き上映>

 

1945年夏、原爆投下直後の長崎を舞台に、被爆者救護にあたった若き看護学生の少女たちの姿を描いたドラマ。原爆被爆者の救護にあたった日本赤十字社の看護師たちが被爆から35年後にまとめた手記をもとに脚本が執筆された。

太平洋戦争下、看護学生の同級生で幼なじみの田中スミ、大野アツ子、岩永ミサヲは、空襲による休校のため長崎に帰郷する。久しぶりに地元へ帰って来た3人は、それぞれ家族や恋人との幸せな時間を過ごすが、1945年8月9日、原子爆弾が長崎に落とされたことにより、その日常は一変する。一瞬にして廃墟となってしまった長崎の町で、彼女たちは未熟ながらも看護学生としての使命をまっとうしようと奔走する。

スミ役を本作が映画初主演となる菊池日菜子、アツ子役を小野花梨、ミサヲ役を川床明日香がそれぞれ演じた。自身も長崎出身の被爆三世である松本准平が監督、共同脚本を務め、長崎出身の福山雅治が主題歌のプロデュースとディレクションを担当。また、原案となった「閃光の影で 原爆被爆者救護 赤十字看護婦の手記」に体験を寄せた元看護学生のひとりである山下フジヱさんが特別出演しており、その山下さんの思いを、10歳の時に長崎で原爆を体験した美輪明宏が語りとして声で表現する。

 

原案/「閃光の影で 原爆被爆者救護 赤十字看護婦の手記」日本赤十字社長崎県支部

脚本/松本准平 保木本桂子 監督/松本准平 語り/美輪明宏

出演/菊地日菜子 小野花梨 川床明日香 水崎綾女 渡辺大 南果歩 他

と き

ところ

じかん

2026年

 2月24日(火)

埼玉会館 小ホール

①10:30~ ②14:00~ ③18:30~

料 金

電話予約・当日精算券 1000円

当日 一般:1200円 シニア(60歳以上)・大学生・障がい者:1000円 小・中・高生:800円

各地の上映会

彩の国さいたま芸術劇場(さいたま市)

劇場版

荒野に希望の灯をともす

<日本語字幕付き上映>

 

2019年、アフガニスタンで用水路建設に邁進するなか武装勢力に銃撃されて死去した医師・中村哲の足跡を追ったドキュメンタリー。アフガニスタンとパキスタンで35年にわたり、病や貧困に苦しむ人々に寄り添い続けた中村哲医師。現地の人びとにその誠実な人柄が信頼され、医療支援が順調に進んでいた2000年、アフガニスタンの地を大干ばつが襲う。農業は壊滅し、人びとは渇きと飢えで命を落とす中、中村医師は医療で人びとを救うことに限界を感じる。そこで彼は医療行為のかたわら、大河クナールから水を引き、用水路を建設するという事業をスタートさせる。これまでにテレビなどで放送された映像に、未公開映像、最新の現地映像も加えて劇場版として再編集し、中村哲の生き様を追った。

 

監督/谷津賢二 構成/上田未生 朗読/石橋蓮司 語り/中里雅子

と き

ところ

じかん

11月29日(土)

彩の国さいたま芸術劇場

映像ホール

①10:30~ ②13:30~

料金:無料(各回、先着150名)

 

サンアゼリアシアター(和光市)

高野豆腐店の春

<日本語字幕付上映>

広島県尾道で昔ながらの豆腐屋を営む職人気質の父と頑固な娘の心温まる愛情を描いた、藤竜也、麻生久美子共演によるドラマ。

尾道の町に店を構える高野(たかの)豆腐店。愚直な父、高野辰雄と明るくて気立てのいい娘の春は地道にコツコツと豆腐を作り続ける毎日を送っている。陽が昇る前に厨房に入り、こだわりの大豆を使った豆腐を作る父と娘。2人を取り巻く昔ながらの仲間たちとの和やかな時間。そんな日常にそれぞれの新しい出会いが訪れる。

父・辰雄役を藤、娘・春役を麻生、独り身の老婦人ふみえ役を中村久美がそれぞれ演じる。監督は「村の写真集」「しあわせのかおり」につづき、藤と3度目のタッグとなる三原光尋。

  

脚本・監督/三原光尋

出演/藤竜也 麻生久美子 中村久美 徳井優 山田雅人 日向丈 竹内都子 菅原大吉 他

と き

ところ

じかん

 12月11日(木)

和光市民文化センター 大ホール

①10:00~ ②14:00~

料金

前売:1000円 当日:1200円 (問)048-468-7771

 

親 子 映 画

熊谷親と子のよい映画をみる会

マヤの一生

熊野の山奥で生まれたその子犬は、汽車に揺られ久保家にやってきました。マヤと名付けられ子犬は、泣き虫の次郎と一番の仲良しに。子猫のぺルやニワトリのピピとともに育っていきます。

同じころ、日本はアメリカやイギリスと戦争を始め、物が不足し始めて久保家でもお粥しか食べられない日々へと変わっていきます。

いつも腹ペコのマヤに、次郎は自分の食べ物をあげていました。

冬が近づいたある日、「人間の食べ物がないのに、犬に食べ物をやるのはぜいたく」とマヤを殺すように命令がきて…。

  

原作/椋鳩十 脚本/加藤伸代 神山征二郎 監督/神山征二郎

声の出演/篠田三郎 伊藤留奈 田中康郎 平林尚三 笹岡繁蔵 田原アルノ 他

と き

ところ

じかん

11月 1日(土)

江南総合文化会館 ピピア・ホール

①10:30~ ②14:00~

料金

800円(4歳以上)

 

各地域のお問い合せ、チケットのお申し込みは、

埼玉映画文化協会

℡048‐822‐7428

まで、お願いいたします