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上 映 日 程

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原発をとめた裁判長

そして原発をとめる農家たち

 

原子力発電の危険性を伝える活動を続ける元裁判長と、放射線被災で諦めた農業を太陽光発電によって蘇らせる福島の人々を取材したドキュメンタリー。

2014年に関西電力大飯原発の運転差し止めを命じる判決を下した福井地裁の樋口英明裁判長は、定年退官を機に日本国内の全ての原発に共通する危険性を説く活動を始めた。原発訴訟の先頭に立つ河合弘之弁護士は、頻発する地震に原発が耐えられない構造であることを指摘する「樋口理論」をもって新たな裁判を開始する。一方、福島では放射線汚染によって廃業に追い込まれた農業者・近藤恵が、農地上で太陽光発電するソーラーシェアリングに農業復活の道を見いだし、環境学者・飯田哲也の協力を得て日本最大級の営農型太陽光発電を始動させる。

監督は「日本人の忘れもの フィリピンと中国の残留邦人」の小原浩靖。

 

脚本・監督/小原浩靖

出演/樋口英明 河合弘之 近藤恵 飯田哲也 大内督 落合恵子 

と き

ところ

じかん

12月23日(月)

埼玉会館 小ホール

①10:30~ ②14:00~ ③18:30~

各回とも、

小原浩靖監督のごあいさつを予定しています。

料金

電話予約・当日精算券 1,000円

当日 一般:1200円 シニア(60歳以上)・大学生・障がい者:1,000円 小・中・高生:800円

 

母とわたしの3日間

 

休暇をもらって天国から降りてきた亡き母と、母が残したレシピで定食屋を営む娘が過ごす3日間を描いたファンタジーストーリー。

亡くなって3年目になる日、ポクチャは天国から3日間の休暇を与えられ、ルール案内を担当する新人ガイドととも幽霊として地上に降りてくる。娘のチンジュはアメリカの大学で教授を務めており、そのことを母として誇らしく思っていたポクチャだったが、チンジュは教授を辞めて故郷の家に戻り、定食屋を営んでいた。それを知った母の戸惑いには気づかず、チンジュは親友のミジンとともに、ポクチャの残したレシピを再現していく。その懐かしい味とともに、チンジュの中で次第に母との思い出がよみがえっていく。

母ポクチャ役は韓国で「国民の母」とも呼ばれ親しまれるベテラン俳優のキム・ヘスク、娘チンジュ役はドラマ「海街チャチャチャ」「オーマイビーナス」などで人気のシン・ミナ。「7番房の奇跡」「ハナ 奇跡の46日間」などで知られるユ・ヨンアによる脚本で、「僕の特別な兄弟」のユク・サンヒョ監督がメガホンをとった。劇中に登場する家庭料理の数々も見どころ。

  

脚本/ユ・ヨンア 監督/

出演/キム・ヘスク シン・ミナ カン・ギヨン ファン・ボラ パク・ミョンフン チャ・ミギョン 

と き

ところ

じかん

2025年

1月29日(水)

埼玉会館 小ホール

①10:30~ ②14:00~ ③18:30~

料金

電話予約・当日精算券 1,000円

当日 一般:1200円 シニア(60歳以上)・大学生・障がい者:1,000円 小・中・高生:800円

 

生きて、生きて、生きろ。

 

福島県を舞台に、喪失と絶望に打ちのめされながらも日々を生きようとする人々と、彼らを支える医療従事者たちの姿をとらえたドキュメンタリー。

東日本大震災と福島第一原発事故から13年が経った福島県では、時間を経てから発症する遅発性PTSDなど、こころの病が多発しており、若者の自殺率や児童虐待も増加した。相馬市にある「メンタルクリニックなごみ」の院長・蟻塚亮二医師は連日多くの患者を診察し、その声に耳を傾ける。同院と連携するNPO「こころのケアセンター」の米倉一磨さんも、こころの不調を訴える地域住民の自宅訪問を重ねていた。患者や利用者の置かれた状況には、震災と原発事故の影響が色濃くにじむ。蟻塚医師は行方不明の夫が枕元に現れたと言う女性に対し、「生きていていいんだ、という希望を持った時に人は泣ける」と話す。一方、米倉さんは息子を失った男性に、ジンギスカンを一緒に焼くことを提案。やがてそれぞれに、小さな変化が訪れる。

監督は「ちょっと北朝鮮まで行ってくるけん。」の島田陽磨。

  

監督/島田陽磨

と き

ところ

じかん

 2025年

2月25日(火)

埼玉会館 小ホール

①10:30~ ②14:00~ ③18:30~

料金

電話予約・当日精算券 1,000円

当日 一般:1200円 シニア(60歳以上)・大学生・障がい者:1,000円 小・中・高生:800円

 

銀河鉄道の父

 

小説家・門井慶喜が宮沢賢治の父である政次郎を主人公に究極の家族愛をつづった直木賞受賞作「銀河鉄道の父」を、「八日目の蝉」「いのちの停車場」の成島出監督のメガホンで映画化。

岩手県で質屋を営む宮沢政次郎の長男・賢治は家業を継ぐ立場でありながら、適当な理由をつけてはそれを拒んでいた。学校卒業後は農業大学への進学や人工宝石の製造、宗教への傾倒と我が道を突き進む賢治に対し、政次郎は厳格な父親であろうと努めるもつい甘やかしてしまう。やがて、妹・トシの病気をきっかけに筆を執る賢治だったが……。

役所広司が政次郎役で主演を務め、長男・賢治を菅田将暉、賢治の妹・トシを森七菜、母・イチを坂井真紀、祖父・喜助を田中泯、弟・清六を豊田裕大がそれぞれ演じる。「かぐや姫の物語」「この道」の坂口理子が脚本を担当。

  

原作/門井慶喜 脚本/坂口理子 監督/成島出

出演/役所広司 菅田将暉 森七菜 坂井真紀 田中泯 豊田裕大 他

と き

ところ

じかん

 2025年

 1月28日(火)

和光市民文化センター 大ホール

①10:00~ ②14:00~

料金

前売券 一般:1,000円(当日:1,200円)

 

みんな生きている

~二つ目の誕生日~

 

俳優の樋口大悟が骨髄移植によって命を助けられた自身の経験をもとに、企画・原案・主演を務めたヒューマンドラマ。

稽古の最中に倒れて病院に運ばれた空手講師の桧山大介は、白血病との診断を受ける。闘病により体力は衰え、空手も恋人も失った。助かるためには骨髄移植しかないと医師に告げられるが、適合するドナーはなかなか見つからなかった。そんな中、新潟県糸魚川に住む桜井美智子という女性が適合すると判明するが、彼女の家族は彼女がドナーになることに反対していた。

主人公・大介役を樋口、骨髄移植を依頼される美智子役を松本若菜がそれぞれ演じ、岡田浩暉ほか、武藤令子、大西武志、森下能幸、池田良、中村久美らが顔をそろえる。監督・脚本はドラマ「ナースのお仕事」などを手がけた両沢和幸。

 

企画・原作/樋口大悟 脚本・監督/両沢和幸

出演/樋口大悟 松本若菜 岡田浩暉 武藤令子 大西武志 森下能幸 他

と き

ところ

じかん

2025年

3月31日(月)

埼玉会館 小ホール

①10:30~ ②14:00~ ③18:30~

主催/埼玉県骨髄バンク推進連絡会

料金

電話予約・当日精算券 1,000円

当日 一般:1200円 シニア(60歳以上)・大学生・障がい者:1,000円 小・中・高生:800円

 

親 子 映 画

 

 

 

各地域のお問い合せ、チケットのお申し込みは、

埼玉映画文化協会

℡048‐822‐7428

まで、お願いいたします