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上 映 日 程

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母とわたしの3日間

 

休暇をもらって天国から降りてきた亡き母と、母が残したレシピで定食屋を営む娘が過ごす3日間を描いたファンタジーストーリー。

亡くなって3年目になる日、ポクチャは天国から3日間の休暇を与えられ、ルール案内を担当する新人ガイドととも幽霊として地上に降りてくる。娘のチンジュはアメリカの大学で教授を務めており、そのことを母として誇らしく思っていたポクチャだったが、チンジュは教授を辞めて故郷の家に戻り、定食屋を営んでいた。それを知った母の戸惑いには気づかず、チンジュは親友のミジンとともに、ポクチャの残したレシピを再現していく。その懐かしい味とともに、チンジュの中で次第に母との思い出がよみがえっていく。

母ポクチャ役は韓国で「国民の母」とも呼ばれ親しまれるベテラン俳優のキム・ヘスク、娘チンジュ役はドラマ「海街チャチャチャ」「オーマイビーナス」などで人気のシン・ミナ。「7番房の奇跡」「ハナ 奇跡の46日間」などで知られるユ・ヨンアによる脚本で、「僕の特別な兄弟」のユク・サンヒョ監督がメガホンをとった。劇中に登場する家庭料理の数々も見どころ。

  

脚本/ユ・ヨンア 監督/

出演/キム・ヘスク シン・ミナ カン・ギヨン ファン・ボラ パク・ミョンフン チャ・ミギョン 

と き

ところ

じかん

1月29日(水)

埼玉会館 小ホール

①10:30~ ②14:00~ ③18:30~

料金

電話予約・当日精算券 1,000円

当日 一般:1200円 シニア(60歳以上)・大学生・障がい者:1,000円 小・中・高生:800円

 

生きて、生きて、生きろ。

 

福島県を舞台に、喪失と絶望に打ちのめされながらも日々を生きようとする人々と、彼らを支える医療従事者たちの姿をとらえたドキュメンタリー。

東日本大震災と福島第一原発事故から13年が経った福島県では、時間を経てから発症する遅発性PTSDなど、こころの病が多発しており、若者の自殺率や児童虐待も増加した。相馬市にある「メンタルクリニックなごみ」の院長・蟻塚亮二医師は連日多くの患者を診察し、その声に耳を傾ける。同院と連携するNPO「こころのケアセンター」の米倉一磨さんも、こころの不調を訴える地域住民の自宅訪問を重ねていた。患者や利用者の置かれた状況には、震災と原発事故の影響が色濃くにじむ。蟻塚医師は行方不明の夫が枕元に現れたと言う女性に対し、「生きていていいんだ、という希望を持った時に人は泣ける」と話す。一方、米倉さんは息子を失った男性に、ジンギスカンを一緒に焼くことを提案。やがてそれぞれに、小さな変化が訪れる。

監督は「ちょっと北朝鮮まで行ってくるけん。」の島田陽磨。

  

監督/島田陽磨

と き

ところ

じかん

2月25日(火)

埼玉会館 小ホール

①10:30~ ②14:00~ ③18:30~

料金

電話予約・当日精算券 1,000円

当日 一般:1200円 シニア(60歳以上)・大学生・障がい者:1,000円 小・中・高生:800円

※①、②の回は、島田陽磨監督のごあいさつを予定しております。

 

〇月〇日、区長になる女。

 

劇作家・演出家のペヤンヌマキが監督を務め、2022年の杉並区長選挙を記録したドキュメンタリー。人口57万人、有権者数47万人という規模の選挙でありながら、わずか187票差で現職区長を破った岸本聡子と、彼女を草の根で支えた住民たちに密着した。

東京都杉並区在住のペヤンヌマキ監督が、自身の住んでいるアパートが道路拡張計画で立ち退きの危機にあることを知り、止める方法を調べ始めたことをきっかけに本作の制作を開始。地域問題の当事者となった監督が、それまで無縁だった選挙や政治の世界へ飛び込んで住民たちと連携しながら学び悩む過程をとらえ、候補者や支援者たちと合意形成のため対話を積み重ねていく姿を映し出す。

主題歌には、杉並区民がつくった応援歌「ミュニシパリズム」を、上田ケンジと小泉今日子による音楽ユニット「黒猫同盟」がカバーした「黒猫同盟のミュニシパリズム」を起用。本作のテーマでもある「ミュニシパリズム」とは、地域に根付いた自治的な民主主義や合意形成を重視する考え方のこと。

 

監督/ペヤンヌマキ

と き

ところ

じかん

3月27日(木)

埼玉会館 小ホール

①10:30~ ②14:00~ ③18:30~

料金

電話予約・当日精算券 1,200円

当日 一般:1,400円 シニア(60歳以上)・大学生・障がい者:1,200円 小・中・高生:800円

※①、②の回は、ペヤンヌマキ監督のごあいさつを予定しております。

 

 

ごはん

 

低予算の自主制作で手がけたヒーロー映画「拳銃と目玉焼」がミニシアターで評判を呼び、新宿バルト9ほかシネコンでロードショー公開もされた安田淳一監督が、米作りをテーマに描いたヒューマンドラマ。東京でOLとして働いていたヒカリのもとに、故郷の京都から父の訃報が届く。幼い頃に母を亡くし、仕事に明け暮れていた父とはぎこちない関係のまま育ったヒカリだったが、葬儀のために故郷へ戻る。そこでヒカリは、父が年老いた農家の人々に頼られ、広大な田んぼの耕作を引き受けていたことを知る。ヒカリは父が残した田んぼを引き継ぐことを決意し、様々な人に助けられながら米作りに奮闘。その仕事を通して、亡き父の思いを少しずつ理解していく。

 

脚本・監督/安田淳一出演/沙倉ゆうの 源八 井上肇 福本清三 紅壱子 他

と き

ところ

じかん

4月25日(金)

埼玉会館 小ホール

①10:30~ ②14:00~ ③18:30~

料金

電話予約・当日精算券 1,000円

当日 一般:1,200円 シニア(60歳以上)・大学生・障がい者:1,000円 小・中・高生:800円

※①、②の回は、安田淳一監督のご挨拶を予定しております。

 

銀河鉄道の父

 

小説家・門井慶喜が宮沢賢治の父である政次郎を主人公に究極の家族愛をつづった直木賞受賞作「銀河鉄道の父」を、「八日目の蝉」「いのちの停車場」の成島出監督のメガホンで映画化。

岩手県で質屋を営む宮沢政次郎の長男・賢治は家業を継ぐ立場でありながら、適当な理由をつけてはそれを拒んでいた。学校卒業後は農業大学への進学や人工宝石の製造、宗教への傾倒と我が道を突き進む賢治に対し、政次郎は厳格な父親であろうと努めるもつい甘やかしてしまう。やがて、妹・トシの病気をきっかけに筆を執る賢治だったが……。

役所広司が政次郎役で主演を務め、長男・賢治を菅田将暉、賢治の妹・トシを森七菜、母・イチを坂井真紀、祖父・喜助を田中泯、弟・清六を豊田裕大がそれぞれ演じる。「かぐや姫の物語」「この道」の坂口理子が脚本を担当。

  

原作/門井慶喜 脚本/坂口理子 監督/成島出

出演/役所広司 菅田将暉 森七菜 坂井真紀 田中泯 豊田裕大 他

と き

ところ

じかん

 1月28日(火)

和光市民文化センター 大ホール

①10:00~ ②14:00~

料金

前売券 一般:1,000円(当日:1,200円)

 

みんな生きている

~二つ目の誕生日~

 

俳優の樋口大悟が骨髄移植によって命を助けられた自身の経験をもとに、企画・原案・主演を務めたヒューマンドラマ。

稽古の最中に倒れて病院に運ばれた空手講師の桧山大介は、白血病との診断を受ける。闘病により体力は衰え、空手も恋人も失った。助かるためには骨髄移植しかないと医師に告げられるが、適合するドナーはなかなか見つからなかった。そんな中、新潟県糸魚川に住む桜井美智子という女性が適合すると判明するが、彼女の家族は彼女がドナーになることに反対していた。

主人公・大介役を樋口、骨髄移植を依頼される美智子役を松本若菜がそれぞれ演じ、岡田浩暉ほか、武藤令子、大西武志、森下能幸、池田良、中村久美らが顔をそろえる。監督・脚本はドラマ「ナースのお仕事」などを手がけた両沢和幸。

 

企画・原作/樋口大悟 脚本・監督/両沢和幸

出演/樋口大悟 松本若菜 岡田浩暉 武藤令子 大西武志 森下能幸 他

と き

ところ

じかん

3月31日(月)

埼玉会館 小ホール

①10:30~ ②14:00~ ③18:30~

主催/埼玉県骨髄バンク推進連絡会

料金

電話予約・当日精算券 1,000円

当日 一般:1200円 シニア(60歳以上)・大学生・障がい者:1,000円 小・中・高生:800円

 

お終活 再春!

人生ラプソティ

 

「終活」を題材に熟年夫婦の悲喜こもごもをつづった2021年のヒューマンコメディ「お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方」に続くシリーズ第2弾。

結婚50年の金婚式を迎えた大原千賀子と真一。ひとり娘の亜矢はキッチンカー運営から高級介護施設の栄養士に転職し、恋人の菅野涼太との結婚も目前に控えている。順風満帆な大原家だったが、ある日、真一に認知症の疑惑が持ち上がる。その一方で、千賀子は若い頃に習っていたシャンソンの恩師の娘・丸山英恵との出会いをきっかけに、再びレッスンに通い始める。音楽ライブプロデューサーでもある英恵からコンサート出演を勧められて張り切る千賀子だったが、コンサート目前に開催が危うくなり……。

千賀子役の高畑淳子、真一役の橋爪功、亜矢役の剛力彩芽ら前作のキャストに加え、長塚京三、凰稀かなめ、大村崑らが新たに参加。前作に続いて香月秀之が監督・脚本を手がけた。

  

脚本・監督/香月秀之

出演/高畑淳子 剛力彩芽 松下由樹 水野勝 西村まさ彦 長塚京二 凰稀かなめ 橋爪功 他

と き

ところ

じかん

 5月21日(水)

春日部市民文化会館 小ホール

①10:30~ ②13:30~

料金

 

 

親 子 映 画

浦和親と子のよい映画をみる会

あの日のオルガン

第2次大戦末期に保母(保育士)たちが幼い園児たちとともに集団で疎開し、東京大空襲の戦火を逃れた「疎開保育園」の実話を戸田恵梨香と大原櫻子の主演、山田洋次作品の多くで脚本、助監督を務めてきた、平松恵美子の監督、脚本により映画化。

1944年、第2次世界大戦末期の東京。警報が鳴り、防空壕に非難する生活が続く中、品川の戸越保育所では園児たちの安全を確保するため、保母たちが保育所の疎開を模索していた。ようやく受け入れ先として見つかった埼玉の荒れ寺で疎開生活をスタートした若い保母たちと園児たちは、日々噴出するさまざまな問題に直面しながらも、互いに励ましあいながら奮闘していく。戸田が保母たちのリーダーとなる板倉楓役を、大原が天真爛漫で音楽好きな保母の野々宮光枝役をそれぞれ演じる。

  

原作/久保つぎこ 脚本・監督/平松恵美子

出演/戸田恵梨香 大原櫻子 佐久間由依 三浦透子 堀田真由 福地桃子 白石糸 橋爪功 他

と き

ところ

じかん

 5月24日(土)

埼玉会館 小大ホール

①10:30~ ②14:00~

料金

 

 

 

各地域のお問い合せ、チケットのお申し込みは、

埼玉映画文化協会

℡048‐822‐7428

まで、お願いいたします